業種別・地域別キャラクター
モチーフ別!注目したいオリジナルキャラクターまとめ~民話・童話・伝説~
キャラクターマーケットでは、オリジナルキャラクター制作のために、シリーズでモチーフ別に特色のあるキャラクターをご紹介しています。
今回は、民話や童話そして伝説をモチーフにしたキャラクターに触れていきます。地域にまつわる伝説や、誰もが知っている童話をモチーフにしたオリジナルキャラクターをお探しの方必見です!
■【お父さんは有名人】三重県四日市市:こにゅうどうくん
画像引用元:こにゅうどうくんのお部屋「こにゅうどうくんの紹介」▼こにゅうどうくんとは?
永遠の6歳のこにゅうどうくん。お父さんは大四日市まつりの名物である「大入道(おおにゅうどう)」です。四日市の商店街のアイドルである「中入道(ちゅうにゅうどう)」と「ケミカル入道」はおじさんだとか。
2018年には、ゆるキャラグランプリで3位に入賞した人気キャラクターです。
▼オリジナルキャラクター制作で参考にしたいポイント
妖怪の子どもであるこにゅうどうくん。親族一同が地域密着型の設定を持つ、地元に愛されるキャラクターです。
地域の伝説や伝承、そして民話などをモチーフにしたキャラクターは、地域の方に親しみを感じてもらえるだけではなく、地域のPRにもピッタリ。
また、地域色を出しオリジナリティを高める効果も期待できます。
■【なまはげ】秋田県:んだッチ
画像引用元:美の国あきたネット「んだッチ自己紹介」▼んだッチとは?
んだッチは、秋田県をPRするために近未来からやってきました。なまはげ型の子どもロボットで、秋田弁が大好きです。ロボットではありますが、食べ盛りの一面も。秋田の良いことを伝えるために積極的な活動を行っており、「あきたPRキャプテン」の称号を得ています。
▼オリジナルキャラクター制作で参考にしたいポイント
秋田弁の「んだ」という言葉を名前に用い、秋田ならではのなまはげをモチーフにした地域密着型のキャラクターです。ビジュアルだけではなく、設定や話し方、語尾などもオリジナリティを高めるための重要なポイントです。細部にまで気を配りましょう。
■【鉢かづき姫】はちかづきちゃんとねや丸くん
▼はちかづきちゃんとねや丸くんとは?
御伽草子に収録されている、寝屋川市の有名な民話「鉢かづき姫」。はちかづきちゃんとねや丸くんは、「鉢かづき姫」をモチーフにして作られました。
市の木である「さくら」と、市の花である「ばら」をデザインに取り入れたマスコットキャラクターです。
▼オリジナルキャラクター制作で参考にしたいポイント
民話や伝承をモチーフにするだけではなく、地域のモチーフをさらに加えることで、よりオリジナリティを高めることができます。
長く受け継がれてきた民話は、多くの人々に親しまれており、受け入れられる土壌ができています。上手に活用し、認知度・知名度をあげましょう。
■【泣いた赤鬼】親切な青鬼くん
画像引用元:香川県観光協会公式サイト - うどん県旅ネット「親切な青鬼くん」▼親切な青鬼くんとは?
浜田廣介さんの童話「泣いた赤鬼」に出てくる、親切な青鬼をモチーフにしたキャラクターです。絵本の中で青鬼は旅に出ますが、その後の設定で香川県に立ち寄り、讃岐の「お接待の心」に触れてこの地に住み着きました。
▼オリジナルキャラクター制作で参考にしたいポイント
「お接待の心」とは、四国霊場八十八カ所巡りをしているお遍路さんに対するおもてなしの心に代表されるものです。
童話「泣いた赤鬼」は香川県を舞台にした物語ではありません。
しかし、誰もが知っている民話にオリジナルの設定を加えてキャラクターに用いているので、親近感が沸くとともに興味をひかれますよね。地域に根差した作品ではなくても、設定を加えることでオリジナルキャラクターのモチーフにすることができます。
■おわりに
民話や童話、そして伝説は、沢山の人に長年親しまれてきました。その土台を活用することで、知名度や認知度をいかしてキャラクターを広めることができます。
モチーフの選定に悩みの方は、地元に根付いた伝説や伝承に注目してみませんか。素晴らしいアイディアが浮かぶかもしれません!