業種別・地域別キャラクター
モチーフ別!注目したいオリジナルキャラクターまとめ~自然~
オリジナルキャラクターを作る際に、山や植物をモチーフにするのはいかがでしょうか。自然をモチーフにしたキャラは、心に安らぎと癒しを与えてくれます。
そんな自然をモチーフにしたキャラクターの中から、人気のキャラクターをピックアップしてご紹介します。
■【自治体】モリゾーとキッコロ
画像引用元:モリコロライセンスセンター:モリゾー・キッコロのプロフィール
▼モリゾーとキッコロとは?
2005年に愛知県で開催された、愛・地球博のマスコットキャラクターとして人気を博しました。愛知県瀬戸市の海上の森で暮らしているおじいちゃんの「モリゾー」と子どもの「キッコロ」。愛・地球博の開催中は会場で大活躍したものの、閉幕と共に森に帰ってしまいました。
しかし、親しみのあるキャラクターで、エコ活動を応援したり環境問題を考えるきっかけを与える存在であり、今では多くの方に支持されています。
▼オリジナルキャラクター制作で参考にしたいポイント
森の妖精という設定で、植物をモチーフにデザインされています。モチーフをはっきりさせないことで、見る人の想像力をかきたてる効果があります。
キャラクターどうしの会話や関係性があれば、見る人への印象も強くなります。おじいさんと子どもという設定は、どの世代にも受け入れられやすいもの。2人のやり取りに癒されるというのも人気の理由の1つです。
緑には見る人の気持ちを穏やかにする効果があります。色の持つ効果を使うのも、見習いたいポイントです。
■【自治体】和倉温泉観光協会:和倉温泉わくたまくん
画像引用元:わくたまくん | 和倉温泉~わくらづくし~ | 和倉温泉観光協会・和倉温泉旅館協同組合▼和倉温泉わくたまくんとは?
和倉温泉をPRするキャラクターとして、様々なイベントに参加しているわくたまくん。和倉温泉を発見したシラサギが産んだ卵がモチーフです。触ると幸せになるという温泉卵を3つ持っています。「わくわく、らんらん、ゆっくり過ごそ」が口癖です。
丸くてかわいいと若い女性や子どもに好評。若い世代にも和倉温泉を知ってもらうために日々頑張っています。
▼オリジナルキャラクター制作で参考にしたいポイント
頭にのせた手ぬぐいと、湯上りでピンクになったほっぺたを見ていると、温泉に入りたくなりますよね。温泉地に関連したゆるキャラの中でも、卵をモチーフにしたキャラクターはめずらしくオリジナリティがあります。
見る人に優しさや温かさというイメージを与えるフォルムにしたことで、どの世代にも好かれていますが、特に子どもに人気があります。
SNSを活用して情報発信している点も見習いたいポイントです。
参考:和倉温泉~わくらづくし~「わくたまくん」■【自治体】茨城県潮来市:あやめ
画像引用元:あやめ・よしきりプロフィール潮来市公式ホームページ
▼あやめとは?
茨城県水郷潮来あやめまつりや水郷潮来花火大会のイメージキャラクター。潮来市の花であるあやめを擬人化したキャラクターです。好奇心旺盛なお姫様で、将来は嫁入り船でお嫁に行くことを夢見ています。
お供の「よしきり」は潮来市の鳥がモチーフ。市の花と鳥をモチーフに選ぶことで、潮来市のPRの役割を担っています。
▼オリジナルキャラクター制作で参考にしたいポイント
髪の毛や靴などが、あやめをイメージした薄紫色で統一され、一体感が出ています。お供の「よしきり」との関係性もめずらしくオリジナリティがあります。
地元のデザイナーがデザインに携わっていることや、あやめの夢が嫁入り船に乗るという設定にすることで、「地元の伝統を大切にする」というメッセージがこめられているのも見習いたいポイントです。
■【企業】株式会社藤二誠:ふじちゃん
画像引用元:ふじちゃん|ゆるキャラグランプリ公式サイト
▼ふじちゃんとは?
世界文化遺産の富士山をモチーフに誕生した「ふじちゃん」。富士山を訪れた人の思い出をよりよいものにするために、お土産物などに用いられているキャラクターです。
見ているこちらまで微笑んでしまうくらいの大きな笑顔が大人気。「可愛くて癒される」とぬいぐるみやストラップなどが人気があります。
▼オリジナルキャラクター制作で参考にしたいポイント
富士山をモチーフにしたキャラクターはいくつかありますが、その中でもシンプルでインパクトがある「ふじちゃん」。
富士山といえば青のイメージがありますよね。富士山の大きさを色と形で表現しています。
どこにいても富士山を身近に感じられるようなグッズ展開が人気の理由。観光地のPRキャラクターは、思い出を彩ることに加えて、「また行きたいな」と思ってもらえる存在を目指しましょう。
■【自治体】山口県:ちょるるくん
画像引用元:ふじちゃん|ちょるるのプロフィーる| 山口県PR本部長ちょるるオフィシャルサイト
▼ちょるるくんとは?
山口県PR本部長として活躍する「ちょるるくん」。山口の方言「ちょる」から名付けられ、全身で山口県を表現する妖精です。公式サイトでは、動画やダウンロードアイテムなどのコンテンツも充実しています。
▼オリジナルキャラクター制作で参考にしたいポイント
明るくて元気な「ちょるるくん」。一生懸命頑張る姿は応援したくなりますよね。
地元の方言から名付けられているので、地元の方は特に親しみを感じやすいキャラクターです。地元の方以外でも、山口県に興味を持つきっかけを与えてくれるのも見習いたいポイントです。
緑は山口の自然、赤は山口の歴史、オレンジは山口のグルメと、色を使い分けながら山口県の特徴を一度に表現しています。
■おわりに
自然をモチーフにしたキャラクターを紹介しました。見るだけで癒されたり、和んだりできるキャラクターばかりですよね。
配色やデザインにこだわって、見る人に元気や癒しを与えるオリジナルキャラクターを作りましょう。