キャラクターの活用方法
海外にも受けいれられるキャラクターLINEスタンプのつくり方
キャラクターを制作したらより多くの人に知ってもらいたいですよね。認知度をあげるためにLINEスタンプを制作してみてはいかがでしょうか。LINEスタンプを活用すれば多くの人の目に触れることになります。
また、ユーザーとコミュニケーションをとることができ、親密度も高まります。
LINEスタンプは日本国内だけではなく海外でも同時に販売することができます。ここでは海外にも受け入れられるLINEスタンプのつくり方についてご紹介します。
日本だけでなく海外でも受け入れられるLINEスタンプを作って、キャラクターの認知度を高めましょう。
■LINEスタンプ制作に注意したいこと
LINEスタンプを制作する前に、以下の2つを考えておきましょう。
▼スタンプを使用するシーンを考える
LINEスタンプを制作する際は、まず使用するシーンを考えます。LINEスタンプは日常会話のなかでよく使われます。選ばれやすいのは挨拶や簡単な返事、そして喜怒哀楽の感情をテーマにしたLINEスタンプ。
感情のなかでも、感謝の気持ちや嬉しい気持ちなどポジティブな気持ちを表す時に使われることが多いです。
▼ターゲットを決める
次に使用するターゲット層を定めます。LINEは若年層だけでなくミドル世代にも広く使われています。ユーザーを限定したLINEスタンプも販売されていますが、キャラクターの認知度を高めるという目的においては、どの世代にもわかりやすく使いやすいスタンプが望ましいです。
スタンプを選ぶ基準は、好きなキャラクターのものか、または使い勝手の良いスタンプかです。
海外に向けて制作する際も同様に、日常的に使えることと伝わりやすいことを大切にしてください。日本よりも感情表現が豊かな海外では、より表情がわかりやすいスタンプが好まれます。
また、色合いも日本国内で販売するものよりもビビッドな色を使い、明るく仕上げるのがおすすめです。数多くあるスタンプの中から選んでもらうためには、目立つための工夫と他のスタンプとの差別化が必要になります。
■海外でも受け入れられる工夫
海外でも受け入れられるLINEスタンプを作るには、いくつかのポイントがあります。
▼文字がなくても伝わるようにする
セリフやメッセージを入れたスタンプは、使用シーンを限定してしまうことがあります。特に日本語のセリフが入っていると、海外の方には意味を理解することができず使うことをためらってしまうことも。
日本の漢字は海外でも人気がありますが、意味が伝わらないと使いやすいスタンプとは言えませんよね。文字がないスタンプなら、どんな場面でも自由に使うことができて便利です。
一方で、文字に頼らなくても伝わるスタンプを作らなければいけません。感情を伝えるためにキャラクターの表情やしぐさにこだわりましょう。背景の色を効果的に使って感情を表すのもおすすめです。
▼文字を翻訳してみる
文字を入れたスタンプを作りたい時は、使いやすくなるようにそれぞれの国向けに翻訳しましょう。国内でリリースしているものをベースにすれば新しくイラストを制作する必要がありません。あまり馴染みのない言語へ翻訳することに不安があるようでしたら、まずは英語から挑戦しみてください。
▼名前や文字を入れられるカスタムスタンプを活用する
既存のスタンプに名前や言葉を自由に入れることができるカスタムスタンプは、日本でも人気があります。自分だけのオリジナルスタンプを簡単に作ることができるのは嬉しいですよね。
海外向けにもカスタムスタンプを販売することが可能です。カスタムスタンプだと好きな文字を入れて使ってもらえるので、「文字を理解できない」という心配も不要です。
■海外で受け入れられているキャラクタースタンプ
海外で人気を集めているLINEスタンプをご紹介します。
▼カナヘイ「ピスケ&うさぎ」
画像引用元:カナヘイの小動物公式サイトカナヘイの小動物シリーズの「ピスケ&うさぎ」は日本だけでなく海外でも人気があります。
特に台湾では、企業とコラボレーションした企画にも登場し、グッズ展開もされています。
ほんわかした独特のイラストタッチは他のキャラクターとの差別化にもなり、見習いたいポイントです。
▼アニメ「パンパカパンツ」
画像引用元:パンパカパンツ公式サイト2008年に放送が開始されたアニメーションで、2013年からLINEスタンプが販売されました。
特徴的な動きが注目され、日本だけでなく海外でも人気があるキャラクターに成長。面白さと可愛さを追求したインパクトのある見た目と、豊かな感情表現は参考にしたいポイントです。
■おわりに
海外でも受け入れられるキャラクターLINEスタンプの作り方をご紹介しました。
LINEスタンプは簡単に海外向けに販売できますが、愛用してもらうためには工夫が必要です。海外の方にも好まれるようなスタンプを作成して、オリジナルキャラクターの認知度を高めましょう。