業種別・地域別キャラクター
海外の人気キャラクターまとめ~イギリス編~
海外の人気キャラクターの中でも、イギリス生まれのキャラクターは日本でも数多く活躍していて、親しみを感じる方も多いと思います。
そこで今回は、イギリスで長年親しまれているキャラクターをご紹介します。
長年愛されるキャラクターを作るために、ぜひ参考になさってください!
■【絵本】きかんしゃトーマス
画像引用元:きかんしゃトーマス オフィシャルサイト
▼きかんしゃトーマスとは?
きかんしゃトーマスは、ソドー島に敷かれた鉄道で働く機関車と人々の物語です。主人公の「トーマス」は小さいけれど頑張り屋さんの機関車。役に立つ機関車になるために、仲間と一緒に頑張る姿が描かれています。
1943年にイギリスの牧師、ウィルバート・オードリーが病気で外に出られない息子のために描いた「汽車の絵本」が元になっています。
日本では、1990年からTV放映が始まり、たちまち子どもたちの人気者になりました。
アニメーション以外にも、キャラクターグッズやおもちゃが多様に展開されています。テーマパークや実存の鉄道ともコラボレーションするなど、一歩踏み込みファンの心をくすぐる展開で人気を集めています。
▼オリジナルキャラクター制作で参考にしたいポイント
失敗しても明るく前向きに頑張るトーマスは、元気と勇気を与えてくれます。誰もが応援したくなる魅力を持つキャラクターです。
トーマスには仲間が多くいて、それぞれの特徴が詳細に設定されているので、キャラクターを覚える楽しみがあります。キャラクター同士の関係性を丁寧に描くことで、トーマスの世界を通して社会体験ができる点が子どもだけでなく大人からも支持されるポイントです。
トーマスの日常を描いたストーリーには派手さはありませんが、季節やイベントを取り入れたり仲間を増やしたりとファンを飽きさせない工夫があるのも魅力のひとつです。
■【絵本】ピーターラビット
▼ピーターラビットとは?
1902年にビアトリクス・ポターが闘病中の友人の息子を励ますために送った絵手紙が元になり誕生した物語です。イギリスの農園を舞台にした、いたずら好きなうさぎ「ピーター」の冒険が描かれています。お母さんや妹などの家族や、猫やねずみ、そして蛙といった他の動物達も登場し、物語を盛り上げています。
絵本以外にも映画が作成されていたり、グッズも多種多様に展開されていたり、世界中で人気があります。
▼オリジナルキャラクター制作で参考にしたいポイント
細部まで描き込まれた美しい自然や小動物のイラストは子どもだけでなく大人も引き付けます。動物には泣いたり笑ったりなどの表情はありませんが、動きを丁寧に再現するように工夫されています。イギリスの豊かな自然を愛するメッセージもこめられていて、環境保全の観点からも支持されています。
気品のあるデザインは高級感があり、贈答品としても人気です。大人の女性やキャラクターが苦手な人にも選ばれています。
ウサギのキャラクターは多く存在しますが、上品さでは群をぬいていて、独自のポジションを築いているキャラクターです。
■【絵本】パディントン
画像引用元:パディントン ベア - キャラクター紹介
▼パディントンとは?
赤い帽子と青いダッフルコートがトレードマークのパディントンは「南米ペルー生まれで、イギリスへ密航してきた」という珍しい設定です。独りぼっちでさまよっていたところを、ブラウン夫婦に助けられました。
名前の由来は彼が見つけられた駅名です。人に親切で礼儀正しい性格はイギリス紳士を連想させます。
作品の中ではイギリスの風景や文化が描かれていて、イギリス国内だけでなく世界中の人々から愛されています。
▼オリジナルキャラクター制作で参考にしたいポイント
ふさふさした毛のキュートな見た目で、抱きしめたくなる愛おしい存在です。ぬいぐるみなどのグッズが子どもや女性に人気です。トレードマークを作ることで、認知しやすくなる効果と他のクマとの差別化が期待できます。
パディントンの生い立ちや周囲の人々との関りを通して、優しさや愛の大切さを訴えかけています。
■おわりに
イギリスで誕生した人気キャラクターをご紹介しました。
どのキャラクターにもストーリー性があり、イメージを大切にする戦略が取られています。世界観やストーリーにこだわってオリジナルキャラクターを作りましょう。