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オリジナルキャラクターの世界観の作り方

オリジナルキャラクターを作ってみたけれども、細かい設定をどうやって作り込んでいけば良いか悩んでいる方もいらっしゃるかもしれませんね。

世界観を作ることで、イメージに統一感がでます。

また、世界観を軸にして物語を展開することで、キャラクターの魅力が深まる効果も。

せっかくオリジナルキャラクターを作っても、活かせなければ意味がありません。

そこで今回は、「キャラクターの世界観の作り方」をご紹介します。

■ブランドやキャラクターのコンセプトを考える

世界観を考える前に「コンセプトを明確にすること」が大切です。企業が提供する製品やサービスなどを深く理解し、そのコンセプトやターゲットを決定します。

次にコンセプトが正しく伝わるように、ターゲットに親近感を持ってもらえるキャラクターの設定を考えます。

重要なのは「魅力的でわかりやすいキャラクターにすること」です。製品やサービスのイメージと直結することを踏まえて、モチーフを選定し、性格や名前といった設定を決めていきます。

▼オリジナリティを大切に

注意したいのが、「競合他社や既存のキャラクターと被らない」ようにすることです。オリジナルな外見や設定を作り上げることで、キャラクターを認知してもらいやすくなります。

オリジナリティを大切にし、唯一無二のキャラクターを作りましょう。

■その世界を通して何を伝えたいか考える

キャラクターの設定が決まったら、キャラクターの住む世界の設定を決めます。時代や場所はもちろんですが、社会システムなど、細かい点も作り込みましょう。

その世界でキャラクターがどのように暮らしているか。どんなことに悩み、どんなふうに行動するか。その世界を通して何を伝えたいかを考えてみてください。

しっかりとした世界観を作りあげていれば、ストーリーやキャラクターの行動に矛盾が生じません。設定に矛盾があればユーザーが混乱し離れていきますが、ある程度の矛盾を「つっこみ」として残しおくのもありかもしれません。

オリジナルの世界観を表現できれば、そこに共感する「ファン」を獲得できます。キャラクターをアピールするだけでは得られなかった関係性ができ、ブランド自体の「ファン」に繫がっていくでしょう。

キャラクターがどんな世界で生きているかを明確に示すことで、リアリティが生まれ、共感しやすいキャラクターになります。

■その世界にはどんなキャラクターがいるか考える

キャラクターを支えるサブキャラクターやライバルなど、詳細な設定を作り込みます。

幼児向けのアニメや製品のキャラクターには、うさぎや猫、そして犬のような小動物をモチーフにして、かわいく描かれることが多いです。スポーツチームのキャラクターには、虎や鷹など、強かったり速かったり、自然界での優位性を持つ動物をヒントにしたキャラクターがよく使われます。

動物だけではなく植物や果物など、モチーフとなるヒントは多いもの。

ブランドのもつ世界観を体現するキャラクターを作るためにも。印象的なモチーフからキャラクターやライバルを考えてみましょう。

メインのキャラクターを中心に、友達やライバルといった横の関係を持つキャラクター。親や先生のように縦の関係を持つキャラクターを上手に配置しましょう。

ユーザーは必ずしもメインキャラクターに感情移入するとは限りません。複数のキャラクターが存在することで、より多くのユーザーの興味を引き付けることができます。

■リアリティを出すために考証を行う

世界観がユーザーに受け入れられ、共感してもらうためには説得力が必要です。説得力を高めるには「リアリティ」を追求しましょう。

「リアリティ」と「リアル(現実)」は同じではありません。「リアリティ」はユーザーを説得し、物語や設定に感情移入させる効果があります。あまりにもリアルとかけ離れた設定だと、丁寧に説明をしないとユーザーがついてこれず、新規のユーザーが入り込みにくくなってしまいます。

しかし、リアルすぎると夢がないことも…。

キャラクターのコンセプトから、どの程度のリアリティが必要か考えてみましょう。新しい世界に出会った時、人は今までの経験と関連付けて想像し理解しようとします。

時代や設定、そしてキャラクターの思いや行動に「リアリティ」があり、納得できるものかどうかを確認していく作業が必要です。現実では起こらないことでも、「実際にあったらこうするだろうな」と想像できるかどうかを大切にしてください。

■おわりに

オリジナルキャラクターの世界観の作り方についてご紹介しました。

世界観を作ることで、ユーザーからの見え方をコントロールすることができます。

ユーザーにとってどんな存在になってほしいか。どのようなことを伝えたいかを明確にして設定を作り上げていくことで、一貫性のある伝わりやすい世界観を表現することができます。

世界観はキャラクターだけではなくブランド全体のイメージにも繫がりますので、丁寧に作りあげましょう。

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