知っておきたいキャラクター予備情報
キャラクター動画を発注する前に!アニメーション動画の種類と相場を学ぼう
「オリジナルキャラクターの魅力あふれる動画を制作したい」と考えたとき、制作費用が気になりますよね。
そこで今回は、アニメーション動画の種類や制作を外注する際の料金や相場をご紹介します。アニメーション動画には多彩な表現があるので、代表的な6種類をピックアップしました。オリジナルアニメーションを制作したい方必見です。
■スライドショー
あらかじめ用意された画像を順番に表示するスライドショーは、プレゼンなどでよく使用されます。なめらかなアニメーションになるわけではありませんが、画像の枚数を増やしてスライドを早く再生することで、パラパラ漫画のような表現をすることも可能です。
スライドショーはパワーポイントなど、一般的なビジネスソフトにも機能が搭載されています。
そのため、画像や音楽などを用意すれば、自社で制作をすることができるのも魅力のひとつです。
スライドショー制作の相場は10万円~30万円程度。
使用する画像が少ないので、リーズナブルで製作期間が短くて済むのも嬉しいポイントです。
■モーショングラフィック
ロゴやテキスト、そしてイラストなどに動きと音を加えて作った動画のことです。ミュージックビデオの音楽に合わせながら動くく図形やイラスト、動くインフォグラフィックスなどが含まれます。
インフォグラフィックスをアニメーションなどの動画で表現することを「モーションインフォグラフィックス」と呼ぶこともあります。
モーショングラフィックは、サービスをわかりやすく伝えるのにピッタリです。
モーショングラフィックの相場は30~200万円程度。製作期間は1~2ヶ月くらいかかります。
■ホワイトボードアニメーション
ホワイトボードアニメーションは、ホワイトボードに文字や絵を描きこんでいくアニメーション動画です。学習コンテンツなどの説明動画や、広告などでよく使用されています。
ホワイトボードアニメーションの相場は50~100万円程度。製作期間は1~2ヶ月くらいです。
■3Dアニメ
3D空間の中で、立体的に説明することができるアニメーション手法です。3DCGを使用するので、製作期間が長くなり費用が嵩みがちですが、様々な角度で表現することができるので、空間全体を紹介したり、製品を多彩な角度で紹介したい場合にピッタリです。
ホワイトボードアニメーションの相場は250万円程度。製作期間は2ヶ月くらいです。
■キャラクターアニメーション
オリジナルのキャラクターを制作しオリジナルの音源などと合わせて表現します。キャラクターの認知度高めたいときにピッタリです。CGを使用したアニメだけではなく、往年のアニメで活躍したセルを使ったアニメーションも外注することができます。
ただし、セルを使ったアニメーションの場合、手描きなのでCGよりも時間がかかるケースが多いです。製作期間に余裕がない場合には他の手法がオススメです。
キャラクターアニメーションの相場は200万円程度。製作期間は2ヶ月くらいです。
■インタラクティブ動画
アニメーション動画を再生中に、触って選択をすることができる動画です。アニメーションから直接Webサイトへ遷移させることができます。インタラクティブ動画から、直接フォーム入力ができるので、製品やサービスの販売にピッタリです。
動画に対してアクションを行うことができるので、より視聴者の興味を引き付ける効果が期待できます。
インタラクティブ動画の製作費用は、分岐点の数によって異なるケースが多いですが、通常の動画に数万円~10万円程度の上乗せになります。
■費用を安く抑えるためのポイント
アニメーション動画の製作にはかなりの費用が掛かりますが、キャラクターを予め作成したり、ナレーションや声優を自社で用意したりすることで費用を抑えられます。
また、音源にこだわりがない場合には、オリジナルの楽曲ではなく商用利用可能なフリー素材を使用するのも良いかもしれません。
注意したいのが、コストカットを意識するあまり大切な費用まで削ってしまわないことです。相見積もりを取って一番安いところにお願いしてみたら、クオリティがイマイチということも。
安さだけにとらわれず、過去の製作事例や制作に掛かる期間、コミュニケーションがきちんと取れているかなど、ビジネスをするうえで基本的なところをしっかりとチェックしましょう。
■おわりに
アニメーション動画には、多彩な種類があります。相場は動画の長さや発注先にもよりますので、ひとつの目安としてお考えください。
いずれも、動画の構成やストーリーが決まっていなくても相談することができます。ターゲットや目的、用途を明確にして、キャラクターの設定をしっかりと作りこんでおくと、イメージの差異を減らすことができるのでオススメです。