モチーフ別！注目したいオリジナルキャラクターまとめ～くま～

動物をモチーフにしたオリジナルキャラクターを制作する際の参考に。キャラクターマーケットでは、動物のオリジナルキャラクターをご紹介しています。

今回は、自治体・企業のくまをモチーフにした人気キャラクターをピックアップ。オリジナルキャラクター制作のノウハウを学びましょう。

■【自治体】熊本県：くまモン

▼くまモンとは？

2011年3月に、九州新幹線全線開業をきっかけに誕生した「くまモン」。熊本県の営業部長兼しあわせ部長をつとめており、全国に出張し精力的に熊本県のPR活動を行っています。

好奇心旺盛でやんちゃな一面があります。

▼オリジナルキャラクター制作で参考にしたいポイント

数多くある自治体のゆるキャラの中でも人気を誇るくまモン。「熊本県PR業者登録」を行い利用申請をすれば、イラストを無料で利用できます。熊本県産の製品のパッケージなどにもくまモンのイラストが数多く使われていおり、熊本県外でもくまモンを目にする機会が多くあります。

キャラクターのイメージを守るために、使用規定を設けるのは大切なことです。

しかし、より多くの人の目に触れ知名度をあげるためには、沢山の人に親しんでもらい使ってもらうことも重要なポイントと言えます。

■【自治体】埼玉県秩父市：ポテくまくん

▼ポテくまくんとは？

クマの妖精ポテくまくんは、秩父市の宣伝部長です。妖精なので年齢は不祥ですが、いつも元気。みそポテトがなくなってしまうと元気がなくなります。

▼オリジナルキャラクター制作で参考にしたいポイント

甘めの味噌が特に好きなポテくまくん。みそポテトを彷彿とさせるビジュアルが特徴的です。

動物の擬人化をする際には、モチーフの持つ魅力を活かしつつ、人間的な要素を加えるケースが良くあります。ポテくまくんも、頭から味噌が掛かっており、それが髪の毛のように見えます。

性格だけではなくビジュアルにも人間らしさを加えると、より親しみやすいキャラクターになります。

■【自治体】長野県：アルクマ

▼アルクマとは？

信州に出没するとても珍しいクマである「アルクマ」。寒がりで、いつも頭にかぶり物をしリュックサックを背負っています。信州の魅力を広めるために、信州をクマなく歩きまわっています。

▼オリジナルキャラクター制作で参考にしたいポイント

アルクマの被り物は、バリエーションが豊富で信州の名産品をモチーフにしているものが多くあります。

さらに、真田幸村や日本アルプス、お寺といった信州に縁があるものも被ります。

モチーフを加えて、名産品や特産物をPRすることは良くありますが、日本アルプスやダムを被るのはインパクト大。強烈な印象を残すことができます。

■【企業】日本郵便：ぽすくま

▼ぽすくまとは？

森の郵便局で働いているくまのぬいぐるみ「ぽすくま」。郵便配達を頑張っています。好きなものは、朝食のはちみつトーストとお花です。

▼オリジナルキャラクター制作で参考にしたいポイント

ぽすくまには、クマだけではなくふくろうにコアラといった沢山の仲間たちがいます。愛らしいぬいぐるみの仲間たちは、ぽすくま同様に設定が考えられており、世界観を広げるのに一役買っています。

仲間たちを増やしストーリーを展開するためには、独自の世界観の構築と統一されたコンセプトが必要です。デザインだけではなく、設定にも気を配りましょう。

■【絵本】くまのがっこう：ジャッキー

▼ジャッキーとは？

ジャッキーは、絵本「くまのがっこう」シリーズに登場するくまの女の子。お兄ちゃんのくまの子たちと一緒に、今日も温かい1日を過ごしています。

▼オリジナルキャラクター制作で参考にしたいポイント

絵本の世界から飛び出し人気を集めているジャッキー。メリハリのついた美しい色彩も魅力のひとつです。

赤ちゃんの内は視力が弱く、見分けることができないためハッキリとした色使いを好みます。小さなお子さんをターゲットにする場合には、色の使い分けや色合わせにも工夫しましょう。

■おわりに

くまは数多くある動物モチーフの中でも、人気を集めているキャラクターが多くいます。

そのため、他のキャラクターとの差別化をはかるためには、競合研究が欠かせません。ご紹介した以外にも、人気のクマキャラは沢山ありますので、ぜひそちらにも触れてみてください。