業種別・地域別キャラクター
業種別!注目したい企業のマスコットキャラクターまとめ~スポーツ/サッカー・西日本編~
プロスポーツチームには、活躍をサポートするマスコットキャラクターがいます。
そこで今回は、「オリジナル10」と呼ばれているJリーグ発足時にリーグに参加したチームの中から、西日本を本拠地としているのチームのマスコットキャラクターをご紹介します。
スポーツだけではなく地域に密着したキャラクター作りにも参考になるので、ぜひご一読ください。
※チーム名は現在の名称を用いています。
■清水エスパルス:パルちゃん
画像引用元:清水エスパルス公式WEBサイト「マスコット | クラブ」静岡県静岡市(旧清水市)出身で、1992年に誕生したパルちゃん。名前には、「友達(パル)」の語源から「エスパルスとサポーターを結ぶ掛け橋となるように」という願いが込められています。耳の羽は現代版の羽衣をイメージし、フィールドを素早く飛び回っている選手の姿を象徴しています。
子どもの頃になりたかった職業は「サッカー選手かお笑い芸人」で、現在はスタジアムの芝刈り&保守・点検を行っています。
仲の良いマスコットに、名古屋グランパスのグランパス君の名を挙げており、サッカー愛と地元愛を随所に感じられる設定も魅力のひとつです。「設定を読むだけで、キャラクターに親しみを感じることができる」のは大切なポイントです。
■名古屋グランパス:グランパス君
画像引用元:名古屋グランパス公式サイト「ファン | 公式マスコット」陸での生活が長く、泳ぎ方を忘れてしまったシャチのグランパス君。実は水が苦手です。2011年には日本赤十字社愛知県支部の「赤十字親善大使」に就任したことで話題を呼びました。2015年には、人気の低迷を嘆いて「愛されたいマスコット宣言」を発表したことも。ビールと旅行と女の子が大好きな2児のパパです。
「名古屋グランパス公式YouTubeチャンネル」では、選手の活躍だけではなくグランパス君ファミリーが活躍している様子を見ることができます。サッカー以外の企画動画もあり、多彩な活躍を楽しめるのも魅力のひとつです。
チームの魅力配信に軸をおくだけではなく、チームに興味がない方にマスコットの魅力に触れてもらい、そこから関係性を構築するのも戦略のひとつ。普段の活動ではリーチできない層に向けてアプローチするのも、Web戦略の大切なポイントです。
■ガンバ大阪:ガンバボーイ
画像引用元:ガンバ大阪オフィシャルサイト「クラブ概要」ガンバボーイは、ガンバって勝利を勝ち取る元気なサッカー少年(ボーイ)。チーム名である「GAMBA」の由来「脚」をシンボリックに表現しています。ゲーム誌や情報誌の表紙イラストを手掛けている、松下進氏がデザインしたマスコットです。
動物をモチーフにしたマスコットが多い中で、少年をモチーフにしているガンバボーイは目を引きます。
さらに、長年第一線で活躍しているイラストレーターがビジュアルイメージを手掛けることで、サッカーにあまり興味がない方でも親しみやすさを感じられるのも魅力のひとつです。
■サンフレッチェ広島:サンチェ
画像引用元:サンフレッチェ広島「クラブ概要」中国山地に生息しているツキノワグマをモチーフにした「サンチェ」。英語のサンキューとイタリア語のグラッチェから一部を取り、さらにサンフレッチェのチーム名を短縮して名付けられました。特技はゲーフラ作りで、趣味は工作とサンフレッチェの応援です。
「サポーターに優しく、相手チームに対しては強いマスコット」として作られたサンチェ。クマをモチーフにしたキャラクターは、くまモンのように大きな体をいかしたゆるさを持つキャラクターが多いですが、サンチェは優しさだけはなく強さを前面に押し出しています。
他のマスコットとの差別化を図るうえで、「コンセプトが被らない」ことは重要なポイントのひとつです。
■おわりに
サッカーで活躍しているマスコットをご紹介しました。どのキャラクターもビジュアルだけではなく設定が個性的で、ひとつとして同じキャラクターはいません。同じ業界や業種であっても、しっかりと作りこむことで差異を出し、オリジナリティを高めましょう。
東日本で活躍中のサッカーチームのマスコットは以下でご紹介していますので、こちらもぜひ目を通してください。