業種別・地域別キャラクター
業種別!注目したい企業のマスコットキャラクターまとめ~スポーツ/サッカー・東日本編~
プロスポーツチームには、多彩なマスコットキャラクターが活躍しています。
そこで今回は、Jリーグ発足時にリーグに参加した「オリジナル10」の中から、マリノスに統合された横浜フリューゲルスをのぞく、東日本のチームのマスコットキャラクターをご紹介します。
魅力あるキャラクターづくりのための参考になさってください。
※チーム名は現在の名称を用いています。
■鹿島アントラーズ:しかお・しかこ・アントン
画像引用元:鹿島アントラーズ オフィシャルサイト「チーム名・マスコット」鹿島アントラーズのマスコットキャラクターは、本拠地鹿島にある鹿島神宮の「鹿」をモチーフにしています。「しかお」という名前で、「しかこ」と結婚し、99年には長男の「アントン」が誕生しました。
鹿島アントラーズのイメージカラーはアントラーズレッドです。茨城県花の薔薇の色にちなんでおり、マスコットのモチーフや色使いからも地域愛を感じることができます。
■ジェフユナイテッド千葉:ジェフィ・ユニティ
画像引用元:ジェフユナイテッド市原・千葉 公式ウェブサイト「UNITED ONLINE」ジェフのチームマスコットは秋田県をモチーフにした「ジェフィ(JEFFY)」と「ユニティ(UNITY)」です。ジェフィはお兄さんで背番号2番。ユニティが弟で背番号は9番です。
ジェフィとユニティには、サッカーの持つスピード感や躍動感を表現するだけではなく、ファンに永く愛されそして親しまれるようにという願いが込められています。
■浦和レッズ:レディア・フレンディア
1992年に誕生したレディアは、当時のチーム名であった「三菱浦和フットボールクラブ」の化した文字MUFCを縦に並べ開発されました。架空の動物で、力強く、精悍なイメージを持っています。1997年にレディアと結婚したフレンディアの名前は、1339通620種類の一般公募の中から選出されました。
キャラクターの知名度や認知度をあげるために、名前やデザインを一般公募するケースは多くあります。
特に既存キャラクターの仲間や家族の募集では、単にキャラクターに親しみを感じてもらうだけではなく、既存キャラクターを知らない人にも知ってもらう機会になるのも嬉しいポイントです。
■東京ヴェルディ:ヴェルディ君
画像引用元:東京ヴェルディ / Tokyo Verdy「ヴェルディ君メインマスコット勇退ならびに名誉マスコット就任のお知らせ」東京ヴェルディでは、2020年のシーズンで公式マスコットヴェルディ君の27年にわたる活動が終了するとの発表がありました。2021年以降は、後任の「リヴェルン」がメインマスコットになると共に、今後も試合や地域活動のサポートを継続していきます。
リヴェルンの誕生と共に、リヴェルンを作画した漫画家ちょぼらうにょぽみ先生が「リヴェルン誕生秘話」を発表しています。長年親しんできたキャラクターの交代は悲しいですが、こうした背景が共有されることで、ファンが感情移入や共感をしやすくなり、受け入れやすい土壌ができるのは参考にしたいポイントです。
■横浜F・マリノス:マリノス君
画像引用元:横浜F・マリノス 公式サイト「クラブ紹介」Jリーグ創設の時代からクラブを支えている「マリノス君」。ホームタウンである横浜の市鳥カモメをモチーフにしたキャラクターで、ホームゲームを中心にチームをサポートしています。
トリ語を理解しているという栗原勇蔵クラブシップ・キャプテンと仲良しなことで知られています。特技は前転とウインク、エアギター、そして応援に欠かせない大旗回しです。
応援やファンとのコミュニケーションでチームをサポートするマスコット。特技に大旗回しがあることで、ファンとの距離もグンと近くなります。細かい点まで設定を考える重要性が分かりますね。
■おわりに
サッカーのマスコットキャラクターは、地元に根付いた活動をしており、地域をモチーフにしたキャラクターが多く見られます。
さらに、地域に配慮し地元の人にアピールする設定も随所にあります。
スポーツだけではなく、地域密着型のキャラクター作成をお考えの方は、ぜひサッカーのキャラクターにご注目ください。
西日本のマスコットキャラクターの紹介は下記にまとめてあります。