業種別！注目したい企業のゆるキャラまとめ～鉄道・中部編～

キャラクターマーケットでは、さまざまな企業のゆるキャラやオリジナルキャラクターをシリーズでご紹介しており、その魅力に迫っています。

今回は、「鉄道・中部編」です。中部地方で活躍しているキャラクターをご紹介します。

鉄道だけではなく、運輸業や観光業などの他業種のキャラクター制作にも参考になるヒントがありますので、ぜひ他業種の方もご一読ください。

■明知鉄道：てつじい

▼てつじいとは？

てつじいの本名は「明知 鉄道（あけち てつみち）」。2014年に満80歳を迎えたおじいちゃんです。年寄り扱いが嫌いで、心はいつでもティーンエイジャーです。

明知鉄道や周辺地域のことなら何でも知っています。全国の鉄道を旅するのが好きで、孫のてっちゃんを目に入れても痛くないほど可愛がっています。

▼オリジナルキャラクター制作で参考にしたいポイント

明知電鉄は、JR中央本線と明知鉄道の明知線の接続駅である恵那駅と明智駅を結ぶ電車です。岐阜県恵那市を起点としており全長は25.1㎞。企画列車としてSLの乗車体験を行っています。

てつじいはSLをモチーフとしており、キャラクターを見るだけで、SLに乗ることができるイメージが沸きますよね。地元の方だけではなく観光客へのPRを行うためには、オリジナルキャラクターを活用するのが効果的です。

■しなの鉄道「三才駅」：サイまる

▼サイまるとは？

一支所一モデル事業「三才駅かわいい化プロジェクト」から誕生したサイまる。「三才駅かわいい化プロジェクト」は、古里住民自治協議会の住民が発案しました。

永遠の33歳で、3歳の子供がいます。好きなものは山菜で、嫌いなものはポイ捨てです。

▼オリジナルキャラクター制作で参考にしたいポイント

三才駅は、長野県長野市にあるしなの鉄道の駅です。自治体や企業が主体となって、鉄道のキャラクターを作るケースは多いですが、サイまるは地元の方が三才駅の利用を促進するために制作しました。

サイまるには家族がおり、家族は地元の清泉女学院大学・短期大学生が考えました。

成立の経緯がユニークなサイまる。こうして地元の方々がキャラクター制作に参加することで、地元での認知度が上がるだけではなく地域に根付いた活動を展開しやすくなります。デザインや名前の公募は、キャラクターに親しみを持ってもらうだけではなく知名度があがる効果も。

参加者を巻き込んで自分事としてとらえてもらうことで、キャラクターとの強固な絆を作るのも良いかもしれません。

■えちごトキめき鉄道：トキテツくん

▼トキテツくんとは？

トキテツくんは、みんなに愛されている人懐こい性格の男の子です。えちごトキめき鉄道の魅力を、親しみを持ってみんなに伝えるために活動しています。

▼オリジナルキャラクター制作で参考にしたいポイント

えちごトキめき鉄道は、新潟県を走る電車です。電車とトキが融合したデザインはインパクトが大きいですよね。車掌帽を被っており、鉄道会社のキャラクターであることがひと目で分かります。ビジュアル面でのオリジナリティは大切なポイントのひとつです。

さらに、2021年に新キャラクターである5人の駅員が登場しました。トキテツくんと一緒に、トキ鉄をPRします。

キャラクターを増やしていくことで、訴求力を高め物語性を持たせることができます。

■JR東日本山梨：モモずきん

▼モモずきんとは？

JR東日本八王子支社のキャラクターモモずきん。八王子は東京都ですが、山梨の魅力を伝えるキャラクターなので中部地方に分類しました。

ひょうきんで明るい桃の妖精であるモモずきん。電車が大好きで、山梨県のキレイな自然や観光地を巡る旅をしています。

▼オリジナルキャラクター制作で参考にしたいポイント

山梨県を代表する特産品である桃をモチーフにしたモモずきん。「山梨デスティネーションキャンペーン」のために作られ、その後再デビューしました。

Facebook（@jr.momozukin）では、モモずきんだけではなく各駅の社員も情報配信を行っており、駅周辺の魅力を知ることができます。

各支店や担当者など、複数人で情報配信を行う場合の使い分けは難しいものですよね。

しかし、積極的な情報配信を行うためには、複数人での運用が必要不可欠です。モモずきんを参考にして、SNSの運用体制を考えてみませんか。

■おわりに

中部地方で活躍中の鉄道キャラクターをご紹介しました。ビジュアルだけではなく、設定や展開なども参考になるので、ぜひ他の地域や他業種のまとめにも触れてみてくださいね。

オリジナルキャラクターが作りたいけれども、ビジュアルイメージがわかない方は、キャラクターマーケットをご覧ください。個性あふれる魅力的なキャラクターがあなたを待っています！