デザイン事務所や制作会社などに依頼し、ロゴを作成するオーダーメイド型。 従来からある最もスタンダードな作成方法です。担当のデザイナーとじっくりとコンセプトやデザインを作成していきますので、思い描いたとおりのクオリティの高いロゴが作成できます。 ここでは、WEBサイトから発注先を探すことを前提とし、最初からフルオーダーでロゴを作る、オーダーメイド型のロゴ作成の流れを紹介していきます。 ロゴ作成をスタートする前に、流れを確認し、準備万全でロゴ作成に臨むと良いでしょう。
ロゴ作成の方法
オーダーメイド型でロゴを作成する流れ
STEP1 申し込み
WEBサイトの申し込みページから、氏名・メールアドレスなど所定の情報を記載し、申し込みボタンを押すことで申し込みができます。 制作会社によっては、電話や直接メールでも受け付けていますので、申し込むことを決めたら、好みの方法で申し込みましょう。
STEP2 ご案内
申し込みをすると制作会社から連絡があります。申し込みのお礼と今後の進め方について説明があるでしょう。ここで、希望のロゴについてのヒアリングの日時が決まります。製作会社によっては、直接対面で会うことになるかも。 この時点で、追加費用や納期、提案数、納品物など、不明点があれば確認しましょう。
STEP3 ヒアリング
電話、スカイプもしくは対面で、作りたいロゴについての要望を伝えます。制作会社によっては事前にアンケートを用意しているので、記載して要望を伝えましょう。 なるべく具体的に要望を伝えることで、デザイナーさんも提案をしやすくなります。事前に好みのイメージやデザイン、モチーフなどを選んでおくと、より伝わりやすくなります。 特に、想いやコンセプト、ストーリーなどの案があると、デザイナーさんのイメージも膨らみやすくなります。ここでしっかり伝えないと、後々ギャップがあったりと苦労しますので、遠慮なく伝えるようにしましょう。
STEP4 デザイン案提示(プレゼン)
ヒアリングが終わると、3~7日でロゴのデザイン案が提示されます。対面もしくはメールでPDF資料が送られてくるでしょう。 提案資料は制作会社によって異なります。ここが制作会社の力の見せ所になります。 優秀な制作会社やデザイナーは、ヒアリングで依頼主の要望・考え方・嗜好を的確に把握し、依頼主が納得するロゴ案を提案してくるはずです。 もし、全く要望と異なるロゴ案が出てきた場合には、はっきりとその旨を伝えましょう。担当デザイナーとのコミュニケーションが査収的に満足するロゴを作るカギとなります。
STEP5 修正・微調整
デザイン案の中で気に入ったロゴがあれば、後は色の微調整やフォントの決定で、最終的なロゴが完成します。 ロゴの修正・微調整は1~3回程度、納期は早くて1~3日、たいていは1週間程度で最終的なロゴが仕上がると思います。
STEP6 納品
最終的に納得できるロゴデザインが仕上がった後、納品となります。ロゴの画像データは、JPG・PNG・GIFなど、ファイル形式がありますが、何に活用するかによって適切なファイル形式が変わってきますので、用途をデザイナーさんに伝えることで適したファイルが納品されるでしょう。 加工ができる元ファイルをAi(イラストレーター)ファイル、EPSファイルと呼びます。こちらは一緒に納品してくれる制作会社、そうでない制作会社とありますので、依頼時に確認しましょう。 元データがあることで印刷業者や他のデザイナーでもロゴを加工できますので、依頼主にとってはもちろんAiファイルやEPSファイルがもらえた方がありがたいです(が、制作会社やデザイナーさんにとってはこのファイルが飯の種なので、納品しないことも多いようです)。
以上が、オーダーメイドでロゴを作成する場合の一般的な流れになります。イメージはできましたでしょうか。 パソコンが苦手、メールもほとんど使っておらず、実際にロゴが作れるか心配という方もいらっしゃると思いますが、電話と郵送で対応している制作会社もありますので、電話で聞いてみると良いと思います。