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ロゴ作成マニュアル

ロゴ用語集

トリミング

トリミングとは写真の一部を切り取ることで、不要な部分を取り除いたり、より重要な部分をクローズアップしたりすることで構図を変える手法のことを指します。どの部分をどのようにトリミングするかによって、写真の持つ魅力や重心が大きく変わるため、こうした点を考慮した上でトリミングを行う必要があります。

トリミングとは?

主に写真の一部を切り取ることで、構図を変えることを指す、フォトレタッチのひとつです。一見すると単純な手法の用に感じるかもしれませんが、どの部分をトリミングするかによって、写真の印象は大きく変わります。そのため写真や画像編集においては重要な編集手法だといえます。

トリミングによる効果

トリミングを行うことによる大きな効果のひとつが、重心を変えることができるという点です。

何気ない街の風景を撮影した写真を例にとってみましょう。例えば写真の角に映る人をクローズアップしてトリミングすれば、主役は街の風景ではなくその人となります。一方、道路などをカットして空を中心にトリミングすれば、街から見上げた空がその写真の主役となるでしょう。

またその人を写真のどこに位置するかによっても雰囲気が変わります。その人を中心に置けば、写真の重心はその人になりますが、写真の端に人物を置くことで、人物ではなく町の雰囲気を強くイメージさせる写真ができあがります。また足元だけクローズアップしてトリミングすれば、また違った雰囲気の写真が出来上がるでしょう。

このようにトリミングの方法によって、写真の雰囲気は大きく左右されます。これがトリミングの大きな効果のひとつとなります。

トリミングを行う際の注意点

用途や訴えたい内容に即したトリミングを行わないと、迫力にかけたり伝えたい内容が伝わりづらくなってしまったりすることがあります。

例えば食べ物の写真を取る場合、主役となるメニューが映っていなかったり、端にあって見えにくかったりすると、どうしてもインパクトは弱くなります。より主役となるメニューにクローズアップしたり、中心においたりすることで、インパクトのある写真にすることができます。

また自然風景の写真から空の広がりなどを伝えたいのに、空の面積が小さかったり目立たなかったりすると、本来伝えたい「空の広がり」を十分伝えることができなくなります。トリミングすることで見る者にどのような印象をあたえるのかを十分理解した上で、どの部分を削除したり残したりするのかを決めるようにしましょう。

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