ロゴ用語集
ロゴのアレンジ
ロゴのアレンジとは、これまでのロゴマークをあるテーマにのっとりアレンジすることを指します。シンボルマークのみをアレンジすることもあれば、ロゴタイプのみをアレンジする場合もあります。ロゴマークにおいてアレンジは重要な要素のひとつ。ポイントを押さえながらアレンジを施すことで、企業や商品に合ったロゴマークが生まれやすくなります。
ロゴのアレンジとは?
今あるロゴマーク、または構想中のロゴマークに何らかのアレンジを加えることで、さらによいものにしたり、別の意味を込めたりする行為のことをいいます。ロゴマークにかかわらず、どんなものにもモチーフがあるものです。そこからどのようにアレンジしていくかによって、ロゴマークのオリジナリティや良さが変わってくるため、デザインにおいてアレンジは重要な要素だといえます。
ロゴのアレンジの大切さ
特にロゴマークの場合、アレンジを加えることは重要な工程のひとつとなります。それは、ロゴマークが「企業や商品を象徴するアイコン」としての役割を担うためです。
ロゴマークは企業や商品・サービスの顔となる存在です。ロゴマークを見ただけで「あ、あのロゴマークだ」と想定されるようなブランディングを行う必要があります。
逆にいえば、オリジナリティに欠けるロゴマークは、見るものの記憶に残りにくく、ブランディングするのも難しくなります。しかしロゴマークは星の数ほど世の中にあふれているもの。その中から記憶に残るロゴマークを生み出すためには、クライアント様が伝えたい想いに沿った、良いアレンジを加える必要があります。
また商標登録の観点からも、アレンジが似ているロゴマークはよいとはいえません。場合によっては商標登録できない場合も。だからこそオリジナルのアレンジが必要なのです。
ロゴをアレンジする時に大切なこととは?
ロゴにアレンジを加える際に大切なポイントは、主に3つあります。
- ・世に出ているロゴマークやフォントをできるだけ多くチェックする
- ・スケッチしてみる
- ・伝えたい想いをプラスする
世に出ているロゴマークやフォントをできるだけ多くチェックする
どんなデザインも、ゼロから生まれるわけではありません。さまざまな優れたデザインやモチーフから、ふいに良いアイデアが生まれるものです。
世に出ている優れたロゴマークやフォントをできるだけ多くチェックし、アイデアをふくらませることは、オリジナルのよいロゴマークを生み出すための重要な作業となります。
スケッチしながら打ち合わせを行う
スケッチは簡単に、かつ短時間でアイデアを形にできるというメリットがあります。思い描いたことをスケッチしながら打ち合わせを進めることで、具体的なイメージをクライアントとデザイナーの間で共有しながら、よりよいアレンジの構想を練ることができます。
伝えたい想いをプラスする
アレンジの際に重視したいのが「見る者に何を伝えたいか」です。闇雲にアイデアをプラスするのではなく、何を伝えたいかを今一度振り返ってアレンジを加えることが、よいロゴマークづくりにつながります。