ロゴ用語集
ロゴマークの修正
ロゴマークの修正とは、デザイナーが作成したロゴマークに対して「ここを直してほしい」などと指示することです。ロゴマークにかかわらず、フライヤーデザインなどでは多くの場合、修正回数があらかじめ決まっています。修正回数が増えることは、デザイナーにとってもクライアントにとっても負担となるため、むやみに修正を増やさない準備や心がけが必要です。
ロゴマークの修正とは?
デザイナーが作成したロゴマーク案について修正を依頼することをいいます。通常1回目の修正が方向性としてはもっとも大きく、その後の修正は少なくなる傾向にあります。
コンペにおけるロゴマーク修正
コンペなどで決まったロゴマークは、通常は修正対応は行いません。しかし、提案段階でクライアントの想いに近いものがあった場合、「この部分を修正してもらえれば採用する」と依頼することがあります。
デザイナーに依頼した場合のロゴマーク修正
デザイナーにデザインを依頼した場合は、案の段階である程度修正指示を出すことが可能ですが、多くのデザイナーは修正回数を制限しています。これは修正にかかる工数を削減することが目的なのでなく、はじめに要件定義を固めることで、方向性の違いを少なくしたいという思いがあるからです。規定の回数よりも修正が増える場合は、追加費用が必要となります。
ロゴマークの修正回数を増やさないためのポイント
ロゴマークの修正は時間がかかるだけでなく、回数が増えるごとに本来の目的を見失ってしまいがちになるものです。ロゴマークの修正回数を増やさないために、クライアント側は以下のポイントを押さえて発注を行いましょう。
- ・「デザイナーにおまかせ」は避ける
- ・はじめに要件定義を具体的にまとめる
「デザイナーにおまかせ」は避ける
「デザインのことはわからないから、全部おまかせするよ」というクライアントがいますが、これはデザイナーにとっても負担になりますし、修正回数が増える大きな要因となります。
たとえデザインのことがわからなくても、ロゴマークを作る目的が必ずあるはずです。また、そのロゴマークを見た人がどんな行動を起こしてほしいのか(どんなふうに思ってほしいのか)といった想いがあるなら、抽象的でもいいのでデザイナーに話しておきましょう。
また、目的のデザインに似たものがあれば、それをデザイナーに見せるのもおすすめの方法です。クライアントの想いを汲むための重要な要素となります。
はじめに要件定義を具体的にまとめる
発注段階でロゴマークの要件定義をできるだけ具体的にまとめましょう。例えばどんな用途で使用するのか、どんな想いを込めたいのか、ターゲットはだれか…など、できるだけ具体的に示すのがおすすめです。使いたい色やブランディング戦略があるなら、その点も併せて要件定義に盛り込んでおきましょう。